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99/10/26~27 | 五木村水没者2団体、五木村に陳情。 「川辺川ダム対策同盟会」と「五木村水没者対策協議会」の代表が、五木村、川辺川工事事務所、熊本県などに対し、代替地移転後の生活再建策への積極的な取り組みや、補償金を手厚くすることなど要望した。 一行は27日に建設省九州地方建設局も訪れる予定。 |
99/10/23 | 五木村水没者2団体、太陽光発電導入の検討のため勉強会。 勉強会の講師は逸見次郎教授(熊本工業大学)。 移転先(頭地代替地)住宅の太陽光発電導入に、「川辺川ダム対策同盟会」と「五木村水没者対策協議会」の合同役員会が推進を確認している。 |
99/10/19 | 五木村議会ダム対策特別委委員会、「優遇措置」対象外水没者に助成を検討。 「優遇措置」は57年4月1日(基準日)現在で水没地内に居住し、住民登録がある世帯が対象で、一世帯あたり、661万円を村が助成する。しかし、基準日以降に帰郷した村民は対象外で、代替地への移転予定の97世帯のうち対象外の世帯は14世帯に上り救済策が問われている。 西村村長は12月定例議会に条例改正案を提案する考え。 |
99/10/18 | ダム推進派、五木村議長あてに抗議文。 抗議文は、10月23日に東京で行われる環境アセスメントを求めるシンポジウムに、田中村議がパネリストとそして出席することに対し、田中議員を出席させないよう求めるとともに、ダム推進の立場で「水没者大会」を開催することも要求。 「川辺川ダム対策同盟会」と「五木村水没者対策協議会」の会長が、宮广守人議長に手渡した。 |
99/10/14 | 相良村四浦の国道迂回路完成。 |
99/10/13 | 球磨川漁協臨時理事会、水質汚濁対策について「ダム対策委員会」に諮問することを決める。 同日、建設省との会合で、水質汚濁防止策の効果に対する見解が平行線に終わったため、同委に調査を求めることに。 |
99/10/08 | 球磨川漁協、「川辺川ダム対策委員会」委員長に堀川金泰氏が選ばれる。 委員長候補に堀川氏と木本生光氏が推薦されたが、無記名投票の結果同数票だったため、協議の結果、堀川氏が全会一致で委員長に選ばれた。 |
99/10/08 | 環境巡視員中間報告会が人吉市で開かれる。 環境巡視員とは、建設省川辺川工事事務所が「環境に配慮している」と、川辺川ダム事業を推進のため、民間に委託している。 |
99/10/07 | 五木村、下谷代替地で「下谷村営住宅」の起工式。 木造2階建て1棟2戸の集合住宅で、1戸の面積78.24平方メートル、全5棟。総事業費は2億2400万円。村営住宅建設は32年ぶり。ダム建設に伴う代替地では初めて。 |
99/10/05 | 利水事業対象地域(人吉市下原田地区)で有志による「事業参加辞退の署名集め」。 署名は「下原田地区については、用排水、区画整理が完備し用水不足は起こりえない。事業は必要なく、私の権限に関わる農地については辞退する」という農水大臣宛の辞退届けで、九州農政局へ提出する。 (99/10/05付けの報道より) |
99/10/04 | 球磨川漁協理事会、「川辺川ダム対策委員会」委員として、4部会の総代からから推薦された12人を承認。
新ダム対策委員は次の通り。 上球磨部会:磯田正、大曲元彦、 下球磨部会:美濃田光守、瀧本保直、堀川金泰、星田幹夫、仁木進、坂田徹夫、 下流部会:木本生光、森岡時雄、 八代部会:吉川清、橋本三徳、 |
99/10/03 | 県民の会、熊本市内アーケードで、「環境アセス実施を求める請願署名」の街頭署名。 4時間で約410名(延べ820名)分集まる。 |
99/10/02 | クマタカを守る会、「自然のよみとりと保全・サンショウウオの視点から」と題し講演会。 講師は蘇陽中学校教諭の田原朗敏氏。講演会の後、同会の総会。 |
99/09/28 | 建設省、「川辺川ダム建設促進協議会」の申し入れを受け、「人吉市町内会長嘱託員連合会理事会」に対し2回目の川辺川ダム建設事業説明会を開く。 |
99/09/26 | 「水源開発問題全国連絡会」(加入47団体)総会、人吉市で開催。 市民団体代表者など全国から約50人参加。 |
99/09/25 | 「清流球磨川・川辺川を守る全国集会 −漁民とともに日本一の尺アユを守ろう−」人吉市で開催。 170人参加。 |
99/09/14~17 | 五木村議会一般質問、清水バイパスで「頭地地区より上流からの取水には断固反対」と西村村長が見解。 |
99/09/07 | 定例人吉市議会一般質問、本村令斗議員が「市にとっての川辺川ダムの必要性」を質問。 福永市長は「早期に本体着工に入れるように支援していきたい」と答える。 |
99/09/05 | 「川辺川・球磨川を守る漁民有志の会」が発足。 会長に吉村勝徳氏が就任。相談役に大石武一元環境庁長官と中村敦夫参議院議員が就任。 川辺川ダム阻止へ向けての勉強会などを行なってゆく。 |
99/09/02~03 | 「川辺川利水訴訟」原告本人尋問、熊本地裁人吉支部にて47人尋問が「同意は無効」と主張。 国側は事業推進員が同意署名を代筆した事例があることを認める。 |
99/09/02 | 「国営川辺川総合土地改良事業」の計画変更への同意書に死者名義の署名捺印があったことについて、農水省川辺川水利事務所にて会見。 「死亡者名義の同意取得は作業上、好ましくないこと」と認めるが、「その多くは相続人が書いたもの」と弁明するが、「今後の裁判では同意書の有効性を主張はしない」と述べる。 |
99/09/02 | 球磨川漁協、定例理事会で10日の臨時総代会で設置が決まったダム対策委を、理事会の諮問機関と位置づけることを決定。 臨時総代会で提案者側が提示していた対策委の規約案では、「関係行政機関等と調整を行うことができる」とされていたが、「理事会が付託した案件につき」を付け加え、「関係機関と調査研究できる」に修正。 |
99/08/31 | 福島譲二熊本県知事、川辺川ダム推進を強調。 定例記者会見にて、「変更すべき新しい要素が生まれたとは思っていない」と述べ、ダム建設を推進していく考えを強調した。 |
99/08/28~29 | 第3回清流・川辺川現地調査。全国から300人参加。 地元農家が「現在の水で十分足りている」と利水事業に異議を唱えた。 西村五木村村長は「五木村再生に協力を」と理解を求める。 人吉市で「住民運動は行政を変えられるか」をテーマにシンポジウム。 「漁協は孤立無援ではない」などとする支援アピールを採択。 |
99/08/28~29 | 「諫早干潟緊急救済東京事務所」による九州干潟エコツアー 球磨川・川辺川を見学。 |
99/08/27 | 川辺川総合土地改良事業組合、定例議会で、新任、再任合わせて13人の変動あり、組合議員21人出揃う。定例議会に先立ち利水事業についての「現地研修会」を行った。 |
99/08/27 | 農水省、来年度「国営川辺川土地改良事業」で13億円概算要求すると発表。 |
99/08/26 | 建設省、来年度「川辺川ダム建設費予算」に、今年度当初と同額の151億円を概算要求を決めた。 五木ダム(五木村)にも同額の10億円。 |
99/08/26~27 | 「全国・川の子供フェスティバル」人吉市を中心に開催。 |
99/08/24 | 五木村臨時議会、川辺川ダム建設に伴う移転先の村営住宅建設費などの一般会計予算など、計7議案を原案どおり可決。 |
99/08/21~22 | 五木村、「第10回九州ハイランドMTB記念大会」端海野自然公園一帯で開催。 |
99/08/21 | 川辺川ダム問題の解決を考える研究者の会、「五木問題勉強会」を人吉市で開く。 同会の保母武彦・島根大学教授は「五木村は水と緑をテーマに、山を徹底的に生かす仕組みを作っていくべき」と提言。 |
99/08/19 | 市民グループ「にんげん塾」が「川辺川ダムは必要か」と題して定例講座。 「一人になっても川辺川ダム反対」と球磨川漁協理事が講演。 |
99/08/13 | 九地建建設課長会見、一部報道で「基本高水流量」の設定を見直すと発表されたことに対し、八尋裕・河川設計課長は「想定流水量は適当で、ダム建設事業は計画通り進める」と述べる。 |
99/08/13 | 建設省、農水省、川辺川流域の森林の保水力を再評価を行う方針であることを明らかにする。 |
99/08/11 | 球磨川漁協、事実確認のために設置された「調査専門委員会」により、八代市部会の総代から出されていた「理事3人の改選を求める臨時総代会の開催請求」が取り下げられ、22日に予定されていた臨時総代会は中止に。 |
99/08/11 | 五木村ヤマメ養殖施設落成式。 内水面基幹地域活性化事業の一環として、総事業費1億996万4千円を投じ建設された。 敷地面積は約2000平方メートル。 |
99/08/10 | くまもと楽座評定会と熊日による「球磨川親子流域探検隊」。 球磨川・川辺川のほか、白川、菊池川、緑川などで行われた。 |
99/08/10 | 球磨川漁協、臨時総代会で「絶対反対の方針は崩さず、漁業補償交渉に直結しない」を前提に、関係機関と話し合うことに。 |
99/08/09 | 球磨川漁協、「第1回調査専門委員会」が非公開で行われる。 関係者6人から事情を聞いた。11日に改選請求した総代23人に調査結果を報告する。 |
99/08/07 | 球磨川漁協、一部総代から出されていた現職理事3人の改選請求について「調査専門委員会」(委員長・高澤組合長)を設置し事実関係を調べることを決める。 同日、「新川辺川ダム対策委員会」の設置と規約の制定に向けて、理事会の諮問機関「川辺川ダム対策専門委員会」を発足。 |
99/08/06 | 球磨川漁協川辺川ダム対策委員会、一部総代から「理事全員が委員なら諮問機関とは言えない」と批判に対し、ダム問題に関して新たな委員会を設置する方針を決める。 |
99/08/06 | 球磨川漁協の臨時総代会を求める署名集めの際、焼酎が配られていたことが発覚。 |
99/08/04 | 「市民の会(八代)」「県民の会」「手渡す会」、熊本一規明治学院大学教授を招き、「ダム建設と漁業権」勉強会開催。 |
99/08/02 | 川辺川利水訴訟原告団、川辺川利水を考える会は、相良村が柳瀬地区を「国営農地再編整備事業」から「県営ほ場整備事業」に切り替える決定をしたことに関し、高岡相良村村長と同村農業委員会に「柳瀬地区を利水事業の対象地域からも除外するよう、国や建へ働きかけてもらいたい」と要請書を提出。 |
99/07/031~08/01 | 球磨川水系ネットワークが「源流水リレー99」を開催。 |
99/07/31 | 川辺川ダム・仮排水路トンネルが完成。 |
99/07/30 | 球磨川漁協、臨時理事会で8月10日に開く臨時総代会の議案である「建設省 との協議開始」の採決法は出席者の三分の二以上とするのが適当との意見を示す。 |
99/07/26 | 「球磨川流域をきれいにする協議会」(会長・沖田八代市長)設立。 |
99/07/26 | 球磨川漁協、定例理事会で「建設省などとの協議開始」を議題とする臨時総代会を8月10日に開くことを決める。 |
99/07/21 | 下球磨部会の総代三人が建設省との協議を求め、球磨川漁協に72人の署名を 添えて臨時総代会を請求。 |
99/07/21 | 球磨川漁協、勉強会開催。宇井純沖縄大学教授が「清水バイパスと水質」につ いて、松浦秀俊高知県海洋漁政課主任が「アユの現状」について、天野礼子さんが「河川行政、世界の潮流・日本の現状」について講演。 |
99/07/19 | 五木村田中村議、環境アセス署名運動の発起人を辞退。 |
99/07/19 | 川辺川ダム建設促進協議会(会長・福永浩介人吉市長)、球磨郡町村会(会長 ・高岡隆盛相良村長)、球磨郡町村議会議長会(会長・犬童卓一郎上村議長)、球磨川漁協へ 川辺川ダム建設に協力要請。これに対し、同漁協の役員たちからは「行政介入」と反発の声もあがった。 |
99/07/19 | 球磨川漁協・下球磨部会、臨時総代会を開き、建設省との話し合いを進めるため、
臨時総代会を開くよう球磨川漁協に請求する方針を決定。 臨時総代会終了後、建設省川辺川工事事務所から川辺川ダム・五木ダム建設事業についての説明会開催。 同ダム促進協議会の福永会長、副会長の沖田嘉典八代市長と理事ら二人が訪問。 |
99/07/18 | 「中村敦夫、市民と語る。〜木枯し紋次郎 川辺川ダムを斬る〜」シンポジウム開催。 |
99/07/16~18 | 中村敦夫氏現地視察団、五木村〜人吉市〜八代市〜熊本市を訪問。 |
99/07/13~14 | 球磨郡町村議会議長会、人吉市議会、川辺川総合土地改良事業組合、国営 川辺川土地改良事業と川辺川ダム建設事業の促進を東京・福岡で要望。 |
99/07/12 | 清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会、美しい球磨川を守る 市民の会、球磨川天然アユを守る会、川辺川ダム建設促進協議会(会長・福永浩介人吉市長)に球磨川漁協への協力 要請を行わないよう申し入れ書を提出。 |
99/07/08~09 | 球磨郡町村会(会長・高岡隆盛相良村長)と球磨郡町村議会議長会(犬童 卓一郎会長)、球磨川漁協に川辺川ダム建設事業への協力要請をしていくことを了承。 |
99/07/08~09 | 川辺川利水訴訟で、熊本地裁による現地検証。 元担当者の証言で白紙同意書で署名を集めていたことが発覚。 |
99/07/08 | 五木村の水没者二団体、移転新築する住宅に太陽光発電の導入を申し合わせ。 |
99/07/05 | 五木村田中村議、環境アセスの署名活動の開始を発表。 |
99/07/02 | 川辺川ダム建設促進協議会(会長・福永浩介人吉市長)の定期総会で、 ダム本体工事の工期着工を図ることなどを決議。球磨川漁協への協力要請を申し合わせ。 |
99/06/25 | 「子守唄の里再生整備計画検討委員会」(委員長・三池亮次熊本工業大教授) 第十一回会合を開催。 |
99/06/24 | 「公共事業チェックを実現する議員の会」設定のもと、「手渡す会」の代表や 「川辺川・東京の会」メンバーが、建設省に川辺川ダム基本計画変更に対する異議申し立ての早期審査を要望。 |
99/06/23 | 球磨川漁協理事会で、下球磨部会から出された川辺川ダム建設計画に絡む 条件整備の必要性を訴えた決議文は受理するに留め、今後の検討課題にすることと、ダム建設絶対反対の立場を堅持 しながら勉強会の開催を決定。 |
99/06/17 | 人吉市議会、「球磨川水系ダム問題対策特別委員会」の再設置を決定。 |
99/06/11 | 川辺川利水訴訟第十回口頭弁論。 |
99/06/06 | 「川辺川を守る県民の会」総会開催。 |
99/06/05 | 「球磨川水害体験者の会」発足。 |
99/05/28 | 球磨川漁協・下球磨部会、川辺川ダム建設に伴う漁場や水質保全について、 建設省や県などと具体的な話し合いを求める決議書を組合長に提出。 |
99/05/26 | 球磨川漁協・下球磨部会、動議で建設省などと具体的な話し合いを組合執行部 に求める決議採択。 |
99/05/22 | 民主党・菅直人代表が川辺川ダム問題で2度目の来訪。 人吉市で開かれた「川辺川ダム問題と五木村を考える」シンポジウムに参加。 |
99/05/21 | 「川辺川ダム問題の解決を考える研究者の会」(代表・五十嵐敬喜法政大教授)発足。 |
99/05/20 | 建設省、球磨川漁協に漁業補償交渉を正式申し入れ。 |
99/05/18 | 中村敦夫参議の川辺川ダム建設に関する再質問主意書に政府から答弁書が出る。 |
99/05/11 | 球磨川漁協理事会において、建設省依頼の実態調査への協力拒否を決定。 |
99/05/10 | 荒瀬ダムに魚道が完成。試験通水が始まる。魚道の事業費は約10億円。 |
99/05/02 | 「第4回川辺川リバーミーティング'99」「水質日本一祝賀会」開催。 |
99/04/25 | 統一地方選。人吉市長選、現職の福永浩介氏(59)再選。 人吉市議選に「ダム反対」を唱え立候補していた本村令斗氏(共産)当選。原豊典氏(民主)落選。 |